エリックの大好きなおじいちゃんが、亡くなりました。ところが夜になると、エリックのところへおじいちゃんがやってきます。おばけになって、戻ってきたのです。
この絵本の見どころ
死をまっすぐ扱う。 大切な人が亡くなったという事実から、お話は始まります。そこをぼかさずに、子どもの目線で描いています。
ふたりの会話。 おじいちゃんとエリックのやりとりには、ふっと笑える場面もあります。重い主題でありながら、ふたりの関係のあたたかさが伝わってきます。
思い出をたどる。 おじいちゃんの「忘れもの」をさがして、ふたりはいっしょにすごした日々をふり返ります。何を忘れていたのかは、ぜひ本で確かめてください。
こんなときに
- 祖父母を亡くした子が、読んでみたいと思えたときに
- 子どもから、亡くなった人がどこへ行くのか聞かれて、いっしょに考えたいときに
- 大人が、自分のおじいちゃん・おばあちゃんを思い出したいときに
身近な人を亡くしたばかりのときは、つらく感じられることもあります。まず大人が読んでから、手わたすかどうかを決めると安心です。
作者について
デンマークの絵本です。文はキム・フォップス・オーカソン、絵はエヴァ・エリクソン、訳は菱木晃子。日本語版は2005年にあすなろ書房から出版されました。