リゼッテおばあさんは、小さな動物たちといっしょに暮らしています。もうすぐ、おばあさんの誕生日。おばあさんが出かけたすきに、動物たちのひみつの準備がはじまります。
この絵本の見どころ
祝う側が主役。 誕生日の絵本というと、祝ってもらう子どもが主人公になりがちです。この絵本では、お祝いを準備する動物たちが主役です。「だれかのために何かをする」楽しさが、ページいっぱいに描かれています。
それぞれの持ち場。 ケーキを焼く、ろうそくをそろえる。動物たちが自分にできることで役割を分けていく場面は、何度読んでも見るところが見つかります。
軽やかな線と色。 のびやかな線に、明るい色がのっています。描きこみすぎない絵なので、動物たちの動きがいきいきと伝わります。
こんなときに
- 子ども自身の誕生日の前後に、「お祝いする側」のお話として
- 家族の誕生日を、子どもといっしょに準備する前に
- ぐりとぐらのように、みんなで何かを作るお話が好きな子と
作者について
文・絵はスイスの画家ハンス・フィッシャー、訳は大塚勇三。日本語版は1965年に福音館書店から出版されています。