牧場の石垣に、のねずみたちが住んでいました。冬が近づき、みんなは木の実やわらを集めます。でもフレデリックだけは、じっとすわっています。「ぼくは おひさまの ひかりを あつめてるんだ」。
この絵本の見どころ
アリとキリギリスの反対。 働かない者が見捨てられる話ではありません。仲間はフレデリックを待っています。
紙のコラージュ。 ちぎった紙で作られたねずみたちは、形がシンプルなぶん、しぐさが雄弁です。
詩人の誕生。 最後にフレデリックが言うひとことが、静かでとてもいいのです。
こんなときに
- 冬のはじまりに
- 「役に立たなきゃ」と疲れた大人に
- 詩や言葉が好きな子に
作者について
レオ・レオニの作、谷川俊太郎の訳。原書は1967年にアメリカで出版され、コールデコット・オナーに選ばれました。 作者のページはこちら。