むかし、りんごの木があって、ひとりの少年となかよしでした。少年は毎日やってきて、木にのぼり、りんごを食べ、木かげで眠りました。時が流れ、少年は大きくなります。
この絵本の見どころ
線だけの絵。 黒い線だけで、余白の多い画面。少年が年をとっていく様子が淡々と描かれます。
答えがない。 与えつづける愛の話か、奪いつづける人間の話か。読む人によって受けとり方が分かれます。
ふたつの日本語訳。 長く読まれた本田錦一郎訳(篠崎書林)と、2010年の村上春樹訳(あすなろ書房)があります。要の一文の訳し方がちがいます。
こんなときに
- 親になった人への贈りものに
- 卒業や旅立ちの節目に
- 高学年の子と話しあいたいとき
作者について
シェル・シルヴァスタインの作。原書は1964年にアメリカで出版されました。現在流通している日本語版は村上春樹訳です。 作者のページはこちら。