読みもの

出産祝いに贈る絵本の選びかた

2026.10.04おすすめ贈りもの選びかたはじめての絵本

出産祝いに絵本を贈るのは、すてきな選択です。場所をとらず、サイズが合わない心配もなく、何年も使えます。ただひとつ気になるのが「もう持っているかもしれない」ということ。長く読まれている絵本ほど、ほかの人からも贈られやすいからです。

ここでは、重なりにくくする考え方と、何冊かをまとめて贈るときの組み合わせ方を並べました。順位ではありません。相手の家の様子を思いうかべながら読んでみてください。

重なりにくくする3つの考え方

聞けるなら聞く。 いちばん確実なのは、「絵本を贈りたいんだけど、もう持っているものはある?」とたずねることです。きょうだいがいる家なら、上の子の本棚にすでに赤ちゃん絵本がそろっていることもあります。

「いま」ではなく「少し先」を贈る。 出産祝いには0歳向けの絵本が集まりがちです。1歳、2歳になってから読める本を選ぶと、重なる可能性が下がりますし、赤ちゃん絵本を卒業するころにちょうど出番がきます。

重なってもいい、と考える。 赤ちゃんは絵本をなめたり、かじったり、放り投げたりします。よく読む本ほど傷むので、同じ本が2冊あって困らない、という家もあります。定番を贈るときは「もし重なっていたら、おでかけ用にしてね」とひとこと添えると、受けとる側も気が楽です。

すぐ読める1冊を選ぶなら

生まれて数か月から楽しめる絵本です。定番なので重なる可能性はありますが、それだけ多くの赤ちゃんが反応してきた本でもあります。

いないいないばあは、ページをめくる動作がそのまま「ばあ」になる絵本です。動物たちがまっすぐこちらを見るので、赤ちゃんと目を合わせて遊べます。

だるまさんがは、読むと体が左右にゆれる絵本です。『だるまさんの』『だるまさんと』と合わせて3部作なので、3冊そろえて贈ることもできます。作者はかがくいひろしです。

もこ もこもこは、音とふしぎな形だけでできた絵本です。読み方に正解がないので、はじめて読み聞かせをする人にも贈りやすい1冊です。

少し先に読む1冊を選ぶなら

1歳、2歳になってから開く絵本です。「大きくなったら読んでね」と添えて贈ります。

きんぎょがにげたは、指さしがはじまる1歳ごろに合う絵本です。にげたきんぎょを「ここ!」と見つける遊びができます。

はらぺこあおむしは、ページにあいた穴に指を入れて遊べる絵本です。色あざやかなので贈りものとしての見ばえもよく、数や曜日に興味が出てくるころまで長く読めます。作者はエリック・カールです。

しろくまちゃんのほっとけーきは、2歳ごろから。ホットケーキが焼けていく場面を、子どもは指でなぞります。

セットで贈るときの考え方

2〜3冊をまとめて贈るなら、同じ種類でそろえるより、役割のちがう本を組み合わせると使いやすくなります。

組み合わせ方例ねらい
いま+少し先いないいないばあ+きんぎょがにげた成長に合わせて順に出番がくる
昼+夜だるまさんが+おつきさまこんばんは遊ぶ時間と寝る前で使い分けられる
日本+海外もこ もこもこ+おやすみなさい おつきさま絵の雰囲気のちがいを楽しめる

夜の1冊には、おつきさまこんばんはやおやすみなさい おつきさまが向いています。どちらも静かな絵本で、寝る前の合図として長く使えます。

冊数は多ければいいというものでもありません。くり返し読む1冊があれば、赤ちゃんの絵本の時間は十分はじまります。

まとめ

出産祝いの絵本は「聞けるなら聞く」「少し先の年齢の本を選ぶ」「重なってもいいとひとこと添える」のどれかで、重なりの心配を小さくできます。 セットにするなら「いま読む本」と「少し先に読む本」の組み合わせが贈りやすい形です。この街の0歳から読める絵本、1歳から読める絵本、それからはじめての絵本の選びかたも参考にしてください。

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