たいは、いちばんなかよしのこうたと、すごいけんかをしました。くやしくて、腹が立って、どうしようもありません。
この絵本の見どころ
怒りがおさまらない。 相手があやまってくれても、気持ちはすぐには切りかわりません。その「まだゆるせない」時間を、急がずに描いています。
からだごと伝わる絵。 伊藤秀男の絵は、線も色も力づよく、たいの体が熱くなっていく様子がページから伝わってきます。
大人が裁かない。 どちらが悪いかを決めるお話ではありません。けんかをした子の気持ちのほうに、カメラが向いています。
こんなときに
- 友だちとけんかをして帰ってきた日に
- 「ごめんね」と言えなかった子に
- けんかを見守る大人が、子どもの気持ちを思い出したいときに
作者について
文は柴田愛子、絵は伊藤秀男。2001年にポプラ社から出版された「からだとこころのえほん」のなかの1冊です。