絵本

スイミー

Swimmy

作: レオ・レオニ 訳: 谷川俊太郎 2026.09.17

きょうだいの中でひとりだけ黒い魚のスイミーが、広い海で出会うものたちと、仲間と考えた「ひとつのやりかた」。にじんだ水彩とスタンプで描かれた海が美しい、レオ・レオニの代表作。

Publisher
好学社
Original
1963年
Japanese ed.
1969年
Ages
4歳ごろ〜

海のどこかに、小さな魚のきょうだいたちが暮らしていました。みんな赤いのに、一匹だけ黒い魚。名前はスイミー。ある日、大きなまぐろがやってきて……。ひとりぼっちになったスイミーは、海の中をおよいでいきます。

この絵本の見どころ

海の「にじみ」。 レオ・レオニはこの絵本を、水彩のにじみや、レースのような布・スタンプを使った版画的な手法で描いています。くらげはゼリーのように、いせえびは機械のように、海そうは森のように。ページをめくるごとに、ちがう質感の海が広がります。

谷川俊太郎の日本語。 「にじいろの ゼリーのような くらげ」「ドロップみたいな いわから はえてる こんぶや わかめの はやし」。声に出すと、リズムが体に残ります。日本語版の言葉そのものが、この絵本の魅力の半分をになっています。

小さいものが、考える。 スイミーは強くなるわけでも、大きくなるわけでもありません。見て、考えて、みんなに「いっしょにやろう」と言う。その答えが絵として現れる最後の見開きは、何度読んでも気持ちのいい場面です。

こんなときに

  • 「ひとりだけちがう」ことが気になりはじめた年ごろに
  • 海や水族館に行った日の夜に
  • 小学校の国語で出会う前に、家でゆっくり読んでおきたいとき

作者について

レオ・レオニ(1910–1999)はオランダ生まれ。イタリアとアメリカで活動したグラフィックデザイナーであり、絵本作家です。『スイミー』は1963年にアメリカで出版され、日本では1969年に好学社から谷川俊太郎の訳で出ました。作者のページはレオ・レオニへ。

※ 書誌情報は掲載時点のものです。版・訳者・価格は変わることがあるので、購入前に出版社の情報をご確認ください。表紙画像は掲載していません。

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