絵本

かいじゅうたちのいるところ

Where the Wild Things Are

いたずらをして部屋に閉じこめられた少年マックスの部屋が、森になり、海になり、かいじゅうたちの島へ。子どもの怒りと空想をまるごと肯定した、20世紀を代表する絵本。

Publisher
冨山房
Original
1963年
Japanese ed.
1975年
Awards
コールデコット賞(1964)
Ages
4歳ごろ〜

オオカミのぬいぐるみを着て、いたずらをしまくった少年マックス。おかあさんに「このかいじゅう!」と言われ、夕ごはんぬきで部屋に閉じこめられます。ところがその夜、部屋に木が生えはじめて……。

この絵本の見どころ

絵が、だんだん大きくなる。 はじめのページの絵は小さく、まわりは白い余白。マックスの空想がふくらむにつれて絵はページいっぱいに広がり、かいじゅうたちの島では文字のない見開きが3つ続きます。物語の「気持ちの大きさ」が、そのまま絵の大きさになっています。

かいじゅうたちが、こわくてかわいい。 牙もツメもあるのに、目がどこかとぼけている。センダックは子どものころに親戚のおじさんたちを見て、このかいじゅうたちを思いついたと語っています。こわがりの子でも、2回目からは平気になることが多い絵本です。

怒ってもいい、帰ってもいい。 マックスは怒ったまま冒険に出て、暴れて、王さまになって、そしてさびしくなって帰ってきます。子どもの気持ちをしからずに、最後まで見守る絵本です。ラストの1行は、ここには書きません。

こんなときに

  • 大泣きしたあと、落ち着いてから読む夜に
  • 「こわいもの」に興味が出てきた4〜5歳に
  • 部屋で空想遊びをよくする子に

作者について

モーリス・センダック(1928–2012)はアメリカの絵本作家。この絵本は1963年にアメリカで出版され、翌年コールデコット賞を受賞しました。日本では1975年に冨山房から、じんぐうてるおの訳で出ています。作者のページはモーリス・センダックへ。

※ 書誌情報は掲載時点のものです。版・訳者・価格は変わることがあるので、購入前に出版社の情報をご確認ください。表紙画像は掲載していません。

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