ピーターに妹が生まれました。ピーターが赤ちゃんのころに使っていた家具が、妹のためにピンクにぬりかえられていきます。
この絵本の見どころ
「ぼくのもの」が消えていく。 ゆりかごも、昔は自分のものだったのに。ペンキの色が変わるたびに、ピーターの気持ちが少しずつ追いつめられていくのがわかります。
小さないすひとつ。 ピーターが守ろうとするのは、青い小さないすです。大人には何でもない家具が、子どもにとっては「自分の場所」そのものだと気づかされます。
貼りあわせた絵。 模様のある紙を切って貼るコラージュで描かれています。壁紙や床の柄が、ピーターの家の空気をそのまま伝えます。
こんなときに
- 下の子が生まれて、上の子の持ちものが赤ちゃんに回りはじめたころに
- 「ぼくのだよ」が増えてきた子と
- ゆきのひを読んだあとに、ピーターの別のお話として
作者について
作・絵はエズラ・ジャック・キーツ、訳は木島始。『ゆきのひ』と同じピーターが登場する絵本で、日本語版は1969年に偕成社から出版されています。