読みもの

秋に読みたい絵本

2026.10.21おすすめ季節選びかた

秋は、外を歩くと子どもの手がすぐにいっぱいになる季節です。どんぐり、落ち葉、木の実。拾ってきたものを机に並べたあとは、絵本のなかの秋をのぞいてみるのにちょうどいい時間です。

ここでは、秋の絵本を選ぶ軸を3つ示してから、この街で紹介している絵本を並べました。順位ではありません。その日の散歩や、子どもの年齢に合わせて選んでみてください。

秋の絵本を選ぶ3つの軸

森の秋。 色づいた木や落ち葉のなかを歩く絵本です。散歩や公園で秋を見つけた日に、外の景色とつなげて読めます。

実りの秋。 いもほり、木の実ひろい、秋の食べもの。食べることや集めることがお話を動かす絵本です。行事の前後に読むと、子どもの話がはずみます。

季節のうつりかわり。 夏から秋、秋から冬へ。季節がめぐっていくこと自体を描いた絵本です。少し大きくなった子と、ゆっくり味わえます。

なお、冬のはじまりに読みたい絵本は冬に読みたい絵本で紹介しています。この記事では、秋のまんなかを中心に選びました。

森の秋

もりのかくれんぼうは、家へ帰るとちゅうに見知らぬ森へまよいこんだケイコが、森の動物たちとかくれんぼをする絵本です。木や葉っぱのなかに動物たちがかくれていて、ページをめくるたびに「どこにいるかな」とさがす楽しみがあります。絵は林明子。親子で指さしながら、ゆっくりめくりたい1冊です。

ぐりとぐらは、のねずみのぐりとぐらが、どんぐりやくりをひろいに森へ出かけるところからはじまるお話です。そこで大きなたまごを見つけ、カステラを焼くことになります。季節をうたった絵本ではありませんが、木の実ひろいから話がはじまるので、どんぐりを拾ってきた日に読むと、子どもには自分のことのように感じられます。文は中川李枝子です。

実りの秋

おおきなおおきなおいもは、楽しみにしていたいもほり遠足が雨でのびてしまった幼稚園の子どもたちが、待っているあいだに紙の上におおきなおいもを描いていくお話です。紙をつないで、おいもはどんどん大きくなっていきます。いもほりの前に読めば楽しみがふくらみ、あとに読めば「ほんとうのおいもはどうだった?」と話がつながります。4歳ごろから楽しめます。

季節のうつりかわり

ちいさいおうちは、丘の上のおうちが、めぐる季節と変わっていく町をながめる絵本です。春夏秋冬を描いた場面があり、秋のページを、ほかの季節のページと見くらべることができます。「いまはどの季節かな」と話しながら読むと、季節がめぐるということが、子どもにも少しずつ伝わっていきます。

フレデリックは、冬にそなえて仲間が食べものを集めるなか、フレデリックだけが光や色や言葉を集めているお話です。秋の終わり、冬じたくが気になりはじめたころに読むと、次の季節へのかけ橋になります。

軸と年齢で選ぶ

軸絵本年齢の目安読みどころ
森の秋ぐりとぐら3歳ごろ〜森へ木の実ひろいに出かける
森の秋もりのかくれんぼう4歳ごろ〜かくれた動物をさがす
実りの秋おおきなおおきなおいも4歳ごろ〜どんどん大きくなるおいもの絵
季節のうつりかわりちいさいおうち4歳ごろ〜四季の場面を見くらべる
季節のうつりかわりフレデリック4歳ごろ〜秋の終わりから冬じたくへ

まとめ

秋の絵本は「森の秋」「実りの秋」「季節のうつりかわり」の3つで選ぶと、その日の散歩や行事に合う1冊が見つけやすくなります。 この街の「秋」の絵本の一覧や、3歳から読める絵本、4歳から読める絵本もあわせて見てみてください。

つぎのページおじいちゃん・おばあちゃんと読む絵本