6歳からの絵本
6歳以上の子ども、そして大人が楽しめる絵本の一覧です。
不思議の国のアリス(とびだししかけえほん)
ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を、しかけ絵本作家ロバート・サブダが紙の立体で表現したポップアップ絵本。ページをひらくたびに場面が大きく立ちあがり、見ひらきのなかにも小さなしかけがかくれています。子どもといっしょに、大人がじっくり味わえる1冊です。
おじいちゃんがおばけになったわけ
大好きなおじいちゃんが亡くなったあと、夜になってエリックのところにおばけになったおじいちゃんがあらわれます。おじいちゃんは、この世に何か忘れものをしたらしいのです。ふたりはいっしょに思い出をたどります。死とおわかれを、祖父と孫の会話を通して描いたデンマークの絵本です。
アンジュール ある犬の物語
ある日、走る車の窓から1匹の犬が投げ捨てられます。残された犬は、ひとりでさまよいはじめます。ことばはひとつもなく、鉛筆のデッサンだけで描かれた絵本です。読む人は絵だけを頼りに、犬のひとりぼっちの一日をたどっていきます。
くまとやまねこ
ある朝、くまのなかよしのことりが死んでしまいます。くまは悲しみのなかで、暗い部屋に閉じこもります。大切な存在をなくしたあとの時間を、湯本香樹実の文と酒井駒子の絵で静かに描いた絵本です。悲しみを急いで終わらせようとしない1冊です。
100万回生きたねこ
100万回死んで、100万回生きたとらねこ。だれのことも好きにならなかったねこが、はじめて自分以外のだれかを愛する。子どもより大人が泣く絵本として読みつがれている。
おしいれのぼうけん
保育園でけんかをして、おしいれに入れられたさとしとあきら。暗やみのなかで、ねずみばあさんに追いかけられる大冒険がはじまる。80ページの読みごたえ。
おおきな木
少年が大好きな1本の木。木は少年に、実を、枝を、幹を、すべてを与えつづける。「それで木はしあわせでした」。読む人の年齢と立場で意味が変わる絵本。
だいじょうぶ だいじょうぶ
ぼくとおじいちゃんは、いつもいっしょに散歩に出かけます。歩くうちに、ぼくは楽しいことと同じくらい、こわいことや心配なことにも出会うようになります。そのたびにおじいちゃんがかけてくれることばを、いとうひろしのやわらかな絵と文で描いた絵本です。
たんじょうび
リゼッテおばあさんが村へ買いものに出かけているあいだに、いっしょに暮らす動物たちが、おばあさんの誕生日のお祝いをこっそり準備します。ケーキを焼いたり、ろうそくを用意したり、ひとりひとりが自分にできることを持ちよります。スイスの画家ハンス・フィッシャーの、のびやかな線で描かれた誕生日の絵本です。
さむがりやのサンタ
クリスマスイブの朝、サンタさんはぶつぶつ言いながら目をさまします。寒いのも雪も苦手なサンタさんが、身じたくをして、トナカイとそりでプレゼントを配りに出かける一日を、コマ割りのまんがのような絵で描いたイギリスの絵本です。小さなコマのすみずみまで、ながめて楽しめます。
サンタクロースってほんとにいるの?
クリスマスが近づいたある晩、お父さんといっしょにお風呂に入った子どもたちが、サンタクロースについての疑問をつぎつぎにたずねます。子どものまっすぐな問いに、お父さんがひとつずつ答えていく、親子の対話の絵本です。日本のふつうの家の、クリスマス前の晩が舞台です。
けんかのきもち
たいは、なかよしのこうたと大げんかをした。こうたがあやまっても、たいの怒りはおさまらない。けんかをした子の胸のなかを、太い線と強い色でまっすぐに描いた絵本です。
もりのかくれんぼう
家へ帰るとちゅう、ケイコは見知らぬ森にまよいこみます。そこで出会った森の動物たちと、かくれんぼがはじまりました。秋の森のどこかに、動物たちがかくれている、さがし絵の楽しみがある絵本です。
おおきなおおきなおいも
楽しみにしていたいもほり遠足が、雨でのびてしまいました。待ちきれない子どもたちは、紙の上に大きな大きなおいもを描きはじめます。幼稚園での実践をもとに赤羽末吉が作った、子どもの想像が画面いっぱいに広がる絵本です。
フレデリック
冬にそなえて仲間がせっせと働くなか、フレデリックだけは動かない。集めているのは、光と色と言葉。「役に立つ」とは何かを問いかけるレオ・レオニの代表作。
こんとあき
きつねのぬいぐるみ「こん」と、女の子あき。腕がほころびたこんを直してもらうため、ふたりは汽車でおばあちゃんの家へ向かう。小さな大冒険の絵本。
ラチとらいおん
ラチは世界でいちばん弱虫な男の子。ある朝、ベッドのそばに小さな赤いらいおんが現れた。らいおんとの特訓で、ラチは少しずつ強くなっていく。
りんごかもしれない
テーブルの上のりんご。でも、もしかしたらこれは、りんごじゃないのかもしれない。ひとつの疑いから想像がどこまでも広がる「発想えほん」の第1作。
ちいさいおうち
いなかの丘に建つちいさいおうち。まわりに道路ができ、ビルが建ち、地下鉄が走る。変わっていく風景を、おうちはじっと見ている。時間そのものを描いた名作。
しろいうさぎとくろいうさぎ
森で毎日いっしょに遊ぶ、しろいうさぎとくろいうさぎ。でも、くろいうさぎはときどき悲しそうな顔をする。「ぼく、ねがいごとをしているんだよ」。
ピーターラビットのおはなし
お母さんに「マグレガーさんの畑にだけは行ってはいけません」と言われたのに、いたずらっ子のピーターはまっすぐ畑へ。手のひらサイズの、世界一有名なうさぎの絵本。
スイミー
きょうだいの中でひとりだけ黒い魚のスイミーが、広い海で出会うものたちと、仲間と考えた「ひとつのやりかた」。にじんだ水彩とスタンプで描かれた海が美しい、レオ・レオニの代表作。
かいじゅうたちのいるところ
いたずらをして部屋に閉じこめられた少年マックスの部屋が、森になり、海になり、かいじゅうたちの島へ。子どもの怒りと空想をまるごと肯定した、20世紀を代表する絵本。
へんしんトンネル
「かっぱ かっぱ」とつぶやきながらトンネルに入ったかっぱが、反対側から出てくると別の姿に。同じことばを続けて言うと、ちがうことばに聞こえてくる。そのおもしろさを、トンネルひとつで見せてくれることばあそびの絵本です。読み終わると、身のまわりのことばでも試したくなります。
ことばあそびうた
「かっぱかっぱらった」。舌をかみそうな、でも口に出さずにはいられないことばあそびの詩を15編集めた絵本です。読んでもらって笑うだけでなく、字が読めるようになると、自分で言えるまで何度も挑戦したくなります。子どもも大人も、声に出して楽しめる1冊です。
まどから★おくりもの
クリスマスの夜、サンタクロースが家々をまわって、窓からのぞいてプレゼントを置いていきます。窓の穴から見えるのは、だれかの体のほんの一部。ページをめくると、思っていたのと少しちがう姿があらわれます。穴あきのしかけで楽しむ、五味太郎のクリスマスの絵本です。
あめふり
雨、雨、また雨。何日も雨がふりつづいて、ばばばあちゃんはすっかりおかんむり。空の上のかみなりさんに向かって文句を言い、とんでもないことを思いつきます。元気なおばあちゃんが雨とけんかする、にぎやかな絵本です。
かさ
雨の日、赤いかさをさした女の子が、大きな黒いかさを持って、お父さんを駅までむかえに行きます。文字のない絵だけの絵本。黒い線の町のなかで、女の子のかさだけが赤く光ります。
おじさんのかさ
りっぱなかさを持っているおじさん。でも、かさがぬれるのがいやで、雨の日でもかさをささずに歩きます。かさを大事にしすぎるおじさんのおかしさを、とぼけた絵で描いた雨の日の絵本です。
あさえとちいさいいもうと
お母さんが出かけているあいだ、家の前で妹のあやちゃんと遊んでいたあさえ。道に絵を描くのに夢中になって、ふと顔を上げると、あやちゃんがいません。妹をさがして走るあさえの胸のどきどきを、林明子の絵が描き出します。
ちょっとだけ
弟が生まれて、なっちゃんはお姉さんになりました。お母さんは赤ちゃんのお世話でいそがしい。なっちゃんは、これまでお母さんにしてもらっていたことを、ひとりでやってみます。がんばる上の子の小さな背中を、やわらかな絵で描いた絵本です。
ピーターのいす
妹が生まれて、ピーターが使っていたゆりかごや家具が、次つぎに妹のためにピンクにぬりかえられていきます。まだぬられていない青い小さないすを抱えて、ピーターは家を出ることにしました。『ゆきのひ』のピーターが、お兄ちゃんになる絵本です。
ぐりとぐらのおきゃくさま
雪の日に外であそんでいたぐりとぐらは、雪の上に大きな足あとを見つけます。たどっていくと、着いたのは自分たちの家。いったいだれが来ているのでしょう。冬とクリスマスのころに読みたい、ぐりとぐらのシリーズの1冊です。
ゆきのひ
朝おきると、外はいちめんの雪。ピーターは赤い防寒着で外へ出て、足あとをつけたり、木の枝で雪をたたいたり。はじめて雪で遊ぶ一日を、切り紙や模様の紙を貼りあわせたコラージュで描いた、アメリカの冬の絵本です。
ぐりとぐら
のねずみのぐりとぐらが、森で見つけた大きなたまごで、大きなカステラを焼く。においにつられて森じゅうの動物が集まってくる、日本の絵本を代表するロングセラー。
はじめてのおつかい
5歳のみいちゃんが、はじめてひとりで牛乳を買いにいく。坂道で転び、お店で声が出ない。子どもの「はじめて」の緊張を、林明子の絵がまるごと描き出す。
どろんこハリー
おふろが大きらいな、黒いぶちのある白い犬ハリー。ブラシをかくして家出し、どろんこ遊びをしているうちに、白いぶちのある黒い犬になってしまった。
もりのなか
紙のぼうしをかぶり、ラッパを持って、ぼくは森へさんぽに出かけた。らいおん、ぞう、くま、カンガルー。動物たちがつぎつぎ行列に加わる、黒一色の静かな絵本。
11ぴきのねこ
いつもおなかをすかせた11ぴきののらねこが、湖の怪物みたいに大きな魚をつかまえに行く。ずるくて、ちゃっかりしていて、にくめないねこたちの物語。
からすのパンやさん
いずみがもりのからすのパンやさんに、4羽の赤ちゃんが生まれた。子育てでお店はてんてこまい。でも、子どもたちのアイデアで、ふしぎな形のパンがどっさり焼きあがる。
てぶくろ
雪の森に、おじいさんが落としたてぶくろ。ねずみが住みつき、かえる、うさぎ、きつね、おおかみ、いのしし、くままでやってくる。ウクライナの民話の絵本。
三びきのやぎのがらがらどん
山の草場へ向かう3びきのやぎ。名前はどれも、がらがらどん。橋の下には気味の悪い大きなトロルがいる。ノルウェーの昔話を、力強い線で描いた絵本。
あおくんときいろちゃん
あおくんときいろちゃんは大のなかよし。うれしくて抱きあったら、ふたりともみどりになってしまった。ちぎった色紙だけで描かれた、レオ・レオニの絵本デビュー作。
しろくまちゃんのほっとけーき
しろくまちゃんがお母さんとホットケーキを作る。「ぽたあん」「ぷつぷつ」「しゅっ」。焼けていく見開きページは、子どもが必ず指でなぞる名場面。
おおきなかぶ
おじいさんが植えたかぶが、とてつもなく大きくなった。「うんとこしょ どっこいしょ」。おばあさん、まご、いぬ、ねこ、ねずみ。みんなで引っぱるロシアの昔話。
わたしのワンピース
まっしろなきれで作ったワンピースが、お花畑を歩けば花もように、雨がふれば水玉もように。「ラララン ロロロン」のリズムで進む、着せかえのような絵本。
はらぺこあおむし
日曜日の朝に生まれた小さなあおむしが、月曜から土曜まで食べて食べて大きくなる。ページに穴のあいたしかけと、色紙コラージュの鮮やかさで世界中に読まれつづける、エリック・カールの代表作。
コロちゃんはどこ?
ごはんの時間なのに、こいぬのコロちゃんが見あたりません。お母さんは、ドアのうしろや家具のなかを順にさがしていきます。ページのふたをめくるたびに、ちがう動物が顔を出す、めくりしかけの絵本。イギリスで生まれ、日本でも長く読まれています。
ゆきのひのうさこちゃん
雪がふった日、うさこちゃんは外へ出て、雪だるまを作ったり、そりやスケートをしたり。そこで寒そうにしている小さな鳥に出会います。はっきりした線と少ない色で描かれた、小さい子といっしょに読める冬の絵本です。
おやすみなさい おつきさま
大きなみどりの部屋で、こうさぎがベッドに入る。おやすみ とけいさん、おやすみ くつした。部屋のものにひとつずつ挨拶するうちに、部屋はゆっくり暗くなっていく。
きんぎょがにげた
金魚鉢からにげたピンクのきんぎょが、カーテンの模様に、花のなかに、キャンディのびんに隠れる。「どこ?」「ここ!」で遊べる、さがし絵本の定番。
ねないこ だれだ
夜の9時。こんな時間に起きているのはだれだ? 夜ふかしする子は、おばけになって飛んでいけ。ちぎり絵のおばけが、こわいのに大人気の赤ちゃん絵本。
じゃあじゃあびりびり
じどうしゃは「ぶーぶー」、みずは「じゃあじゃあ」、かみは「びりびり」。赤ちゃんの身近にあるものを、はっきりした色の絵と、くり返す音で見せていく小さな絵本です。お話の筋を追わなくても、読む人の声を赤ちゃんがまねするだけで、親子の遊びになっていきます。
いないいないばああそび
顔をかくしている動物たち。紙のしかけをめくると、「ばあ」と顔があらわれます。めくる動きそのものが遊びになる、赤ちゃんのためのしかけ絵本です。大人がめくって見せるところから、やがて子どもが自分の手でめくるようになるまで、長くつきあえる1冊です。
だるまさんが
「だ・る・ま・さ・ん・が」でページをめくると、どてっ、ぷしゅー、びろーん。読む人も聞く人も体がゆれる、赤ちゃん絵本の新しい定番。
いないいないばあ
にゃあにゃが、くまちゃんが、「いない いない……ばあ」。ページをめくると顔が出る。日本の赤ちゃん絵本の出発点になった1冊。
もこ もこもこ
「しーん」「もこ」「にょき」。意味のない音と、ふしぎな形だけでできた絵本。なのに赤ちゃんは笑い、大人は首をかしげる。
おつきさまこんばんは
夜になって、屋根の上におつきさまが出た。「おつきさま こんばんは」。くもが来て隠してしまうけれど……。寝る前にぴったりの赤ちゃん絵本。